岡山県立美術館

金谷哲郎・金谷朱尾子 作品選展

金谷哲郎は1924年生まれの彫刻家で、日本美術家連盟会員。石や金属を素材として構築した独創的なモニュメントを創造、90歳を過ぎた今も精力的に活動しています。万成石の石切場近くのアトリエにおいて、山のように積まれた金属片や石を「宝の山」と称し、硬い素材を切ったり接合したり、完成作品を廃材にし、また再構成する姿は修行者のようです。彼の大作は公共空間にモニュメントとして設置されたものも多く、県内外のあちこちで見ることができます。
一方金谷哲郎の長女として生まれた朱尾子(1953-2004)は、岡山県立岡山朝日高等学校から京都市立芸術大学美術学部日本画科に進学し、日本画家として生きることを決めました。若干28歳にして第13回日展出品作《塔と人とうつろいと》で特選受賞、日展や女流画家展に出品を重ねます。岡山大学教育学部日本画教室講師も勤め、絵本の挿絵にも携わりました。的確な人物デッサンと構成力を基に、画家の内面性を強く反映した独自の人物表現を特徴とした作品を制作しましたが、2004年に51歳で他界。
父と娘は互いの造形性を尊重しつつも全く異なる芸術世界を模索し続けました。同じ屋根の下から生まれた数々の作品を通して、2人の制作活動の軌跡を紹介します。

開催概要

会  期 2017年5月24日(水曜日)から6月25日(日曜日)まで
開館時間 9時から17時
・5月26日(金曜日)は19時まで開館
・いずれも入館は閉館30分前まで
・月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日)
観 覧 料 一般:350円、65歳以上:170円、大学生:250円、 高校生以下:無料
 *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください。
 *20名以上の団体は当日券の2割引き
 ・高校生以下の方、キャンパスメンバ―ズ制度加盟校の学生は無料です
主  催 岡山県立美術館
助  成 公益財団法人 福武教育文化振興財団
後  援 公益財団法人 岡山県郷土文化財団、公益財団法人 岡山県文化連盟
  • 特別展作品

関連事業 

金谷哲郎と学芸員による対談

日時:2017年5月24日(水曜日) 10時から
会場:地下1階展示室 ※要観覧券

美術の夕べ「担当学芸員によるフロアレクチャー」

日時:2017年5月26日(金曜日) 18時から
会場:地下1階展示室  ※要観覧券 
講師:中村麻里子(学芸課長)

■金谷哲郎・金谷朱尾子 作品選 チラシ公開中(PDFで開きます)