太田三郎(1950-)は津山市に住む美術家です。東京在住中の84年に、郵便切手と消印を用いた作品を手がけます。
郵便局で毎日、切手に押印を依頼する作業から、多彩な作品を生み出しました。
その後独自のデザインによる切手の制作を始めます。92年から発表する《Seed Project》では、生命や種子の関係について、94年から発表する《Post War》では、過去の戦争について、様々な想像を喚起する作品を制作しています。
本展は1985年から現在まで制作を継続している《Date Stamps》を冒頭に紹介し、『切手と消印』『戦争』『大災害』『生命』の4章を踏まえて近作と新作を発表する、岡山県初の大きな個展です。
開催概要
会期 | 2019年9月28日(土曜日)から11月4日(月曜日・振休)まで |
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開館 時間 | 9時から17時 ・10月25日は19時まで開館 ・いずれも入館は閉館30分前まで ・月曜日休館(祝日の場合は翌火曜日) |
観覧料 | 一般:350円、65歳以上:170円*、大学生:250円*、高校生以下:無料* *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください ※20名以上の団体は2割引 ◎同時開催の特別展「熊谷守一 いのちを見つめて」の観覧券で本展に無料で入場できます |
主催 | 岡山県立美術館 |
助成 | 公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団、公益財団法人朝日新聞文化財団、公益財団法人福武教育文化振興財団 |
協力 | 和歌山県立近代美術館 |
後援 | 岡山県教育委員会、津山市教育委員会、岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送 |
関連事業
展覧会解説
太田三郎氏による展覧会解説
日時:2019年9月29日(日曜日)
13時30分から14時30分
会場:2階展示室 ※要観覧券
対 談
太田三郎氏と柳沢秀行氏(大原美術館学芸課長)による対談
日時:2019年10月19日(土曜日)
13時30分から15時
会場:2階展示室 ※要観覧券
美術館講座
「太田三郎作品を見る」
日時:2019年11月2日(土曜日)
14時から15時30分
会場:講義室と2階展示室 ※要観覧券
講師:廣瀬就久(当館主任学芸員)
美術の夕べ
学芸員による展覧会解説
日時:2019年10月25日(金曜日)
18時から18時30分
会場:2階展示室 ※要観覧券
講師:廣瀬就久(当館主任学芸員)