2020年度 特別展・企画展 年間スケジュール
ミレーから印象派への流れ From Millet to Impressionism | |
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中 止 | |
本展は、バルビゾン派とつながりの深いトマ=アンリ美術館や、豊富な印象派絵画を所蔵するウェールズ国立美術館など英仏のコレクションを中心に、フランス近代絵画70点を展示します。コローやミレーの静謐な情景描写が織りなすバルビゾン派をはじめ、モネやルノワールの色彩きらめく印象派を経て、多種多様な表現が活きるポン=タヴェン派やナビ派に至るまでの名画の数々をぜひお楽しみください。 |
高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの Takahata Isao: A Legend in Japanese Animation | |
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[前期]2020年8月1日(土曜日)から9月8日(火曜日) [後期]2020年9月19日(土曜日)から9月27日(日曜日) | |
「火垂るの墓」(1988)や「かぐや姫の物語」(2013)といった誰もが知っている作品を生み出したアニメーション監督・高畑勲(1935-2018)は、戦後の日本のアニメーションを牽引し続けるとともに、国内外の制作者に大きな影響を与えました。本展では、絵を描かない高畑の演出術に注目し、制作ノートや絵コンテなど多数の未公開資料も紹介しながら、その革新性や創造の秘密に迫ります。 |
第71回 岡山県美術展覧会 The 71th Okayama Art Exhibition 2020 | |
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中 止 | |
県内から美術作品を公募し、その中から優れた作品を展示します。当館では洋画・彫刻・工芸・写真部門が陳列されます。 |
The 備前 ―土と炎から生まれる造形美― The Bizen From Earth and Fire, Exquisite Forms | |
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2020年10月10日(土曜日)から11月8日(日曜日) | |
「備前焼」は、釉薬を施さず焼締める素朴なやきもので、焼成によって生まれる変化に富んだ窯変が見どころです。本展は東京国立近代美術館工芸課長唐澤昌宏氏の監修により選りすぐられた作品と本拠地ならではの古備前や細工物をプラスし、さまざまな関連事業を実施することで、観て、使って、楽しい備前焼の魅力をPRします。 |
第67回日本伝統工芸展岡山展 THE 67th JAPAN TRADITIONAL Kogei EXHIBITION | |
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2020年11月13日(金曜日)から11月29日(日曜日) | |
日本伝統工芸展は、日本の優れた工芸技術の保存と今日的な活用を目的に開催されている国内最大規模の公募展で、厳選された優秀作品約280点を展覧します。出品作家による列品解説会や伝統工芸に親しむワークショップも合わせてお楽しみください。 |
マイセン動物園展 Animals of Meissen | |
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2020年12月5日(土曜日)から2021年1月31日(日曜日) | |
ヨーロッパで初めて硬質磁器の製造に成功したマイセン窯は、設立以来300年以上にわたり西洋磁器のトップブランドとして高い評価を得ています。本展では、最高級の芸術性と品質を誇るマイセンの作品群から、動物をモティーフにした愛らしく躍動感に富んだ作品をご紹介します。 |
雪舟と玉堂―ふたりの里帰り Sesshū and Gyokudō: Stars of ink painting come back to Okayama | |
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2021年2月10日(水曜日)から3月14日(日曜日) | |
室町時代の総社市に生まれ、明時代の中国で足掛け三年を過ごしてから山口を中心に活躍した画僧・雪舟等楊。江戸時代の岡山市に生まれ、脱藩して琴と画を愛した旅する文人・浦上玉堂。それぞれ前衛的な水墨画を描き、美術史上に独特の存在感を放つ巨匠です。故郷・岡山で開催する本展では、国宝を含む傑作の数々によって彼らの生涯とともに画業の学びや創意工夫を解き明かしながら、時を超えてみずみずしい水墨の魅力に迫ります。 |