岡山の美術展 年間スケジュール 2023年度

◆岡山の美術展(特別展示・特集)年間スケジュール◆

当館では「岡山県ゆかり」をキーワードに、すぐれた作品を数多くコレクションしています。
これらを紹介する「岡山の美術展(収蔵品展示)」では、古書画・日本画は毎月、洋画・工芸は3ヵ月ごとに展示を入れ替えています。
あわせて、特定のテーマ・ジャンルに焦点をあてた特別企画も多数行っていますので、より深く美術を味わっていただけます。ぜひ何度も足をお運びください。


◎岡山の美術展観覧料

一般350円(280円)/大学生250円(200円)/小中高生 無料/65歳以上170円(140円)
※( )は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方、県内の学校に在学する外国人留学生等は無料

◎収蔵品展示についてはこちら

※都合により展覧会の会期および内容などが変更になる場合があります。

I氏賞受賞作家展
平子雄一・工藤あゆみ

Okayama Prefectural Mr.I Development of Rising Artist Award Exhibition
2023年11月11日(土曜日)から12月10日(日曜日)
岡山県新進美術家育成「I氏賞」受賞作家の展覧会。第13回に大賞を受賞した平子雄一(絵画)と、第14回に大賞を受賞した工藤あゆみ(絵画)の作品を紹介します。

もっと伝統工芸
陶芸 米田和

Contemporary Metalwork:CERAMICS- YONEDA Kazu’s works
2023年11月11日(土曜日)から12月10日(日曜日)
日本伝統工芸展岡山展の開催にあわせて、今回は本県出身で石川県で九谷焼の伝統をふまえ、独自の作陶を続ける米田和の作品を紹介します。

生誕140年 清水比庵展
~日々を愛でる~

SHIMIZU Hian
2023年11月11日(土曜日)から12月10日(日曜日)
清水比庵(1883-1975)は、現在の高梁市に生まれ、歌・書・画の三芸において優れた作品を残した歌人です。比庵は、独学独習により自身の作風を築き上げ、昭和20~30年代には墨書した自詠の短歌に温かみのある画を添えた作品を多く制作します。80歳頃からは書風・画風がさらに変化し、独自の歌・書・画三位一体の世界を作り上げました。
この度生誕140年を記念し、当館所蔵作品にご遺族所蔵の未公開作品などを加え、自由奔放な比庵芸術の魅力を紹介します。

収蔵品特集
中山巍

Collection Special Feature NAKAYAMA Takashi
2023年12月15日(金曜日)から2024年2月18日(日曜日)
中山巍
中山たかし(1893-1978)は岡山市に生まれ、大正11(1922)年から昭和3(1928)年までフランスに滞在しました。ご遺族などからの寄贈により多くの作品を所蔵しています。帰国後はヨーロッパとは異なる日本の風土のなかで独自の作品を追求しました。滞仏期から太平洋戦争までを中心にして中山の画業を振り返ります。

中山巍《婦人の休日(夕閑女人図)》1930 岡山県立美術館蔵