#おうちでミュージアム
岡山県立美術館編
館長よりメッセージ
岡山県立美術館は、1988年3月の開館以来、常設展「岡山の美術」と内外さまざまな分野にわたる特別展・企画展を開催してまいりました。しかし、この度の新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、展覧会の中止や延期、また各種教育普及事業やワークショップ等の中止、中断を余儀なくされている状態です。そこで、新たに「#おうちでミュージアム」と名づけた企画を立ち上げることにいたしました。
以上は、2020年5月1日付のメッセージです。その後、会期日程のやりくりを行い、普及事業なども再開して新年度(2021年4月1日)を迎えることができました。ところが、5月16日に非常事態宣言が発出され、本日現在、休館しており、上記と同じような状況になっています。
さて、「#おうちでミュージアム」のコンテンツとしては、昨年から始めた「令和おとぎ草子 桃太郎 KAMISHI by 松井えり菜」や岡山出身の洋画家・国吉康雄の作品に登場する牛や虎をペーパークラフトでつくる方法などを掲出しています。もちろん、館蔵品をみたり、スマートフォンで解説をきいたりすることも可能です。そして、好評の「桃太郎」に加えて「邦楽囃子紙芝居 うらしまたろう」もご覧いただけます。もうひとつ、本館のことをより深く広く知っていただけるように「岡山県立美術館検定」を初級・中級・上級の3段階に分けて掲載しています。上級を目指してチャレンジしていただけたら幸いです。
こうした取り組みに注力し、いつでも皆さまと美術を通じてより近しい関係を構築することを目指して積極的に発信していきたいと考えています。この企画をきっかけに当館を訪れて、実際に作品に触れ、ワークショップなどにご参加いただけたら幸いです。
2021年5月27日
岡山県立美術館長 守安 收
邦楽囃子紙芝居 うらしまたろう
https://www.facebook.com/210858262412912/posts/1619763578189033/?d=n
2020年4月10日から7月12日にかけて当館で開催された展覧会「令和おとぎ草子 桃太郎KAMISHI by 松井えり菜」では、岡山県出身の現代美術作家松井えり菜さんが桃太郎をテーマに制作した作品を多数ご紹介しました。
こちらのリンクからご覧いただける映像作品『うらしまたろう』は展覧会の会期中、松井えり菜さんが並行して制作をおこなっていた新作です。若手邦楽囃子方集団「若獅子会」の演奏・語りとあわせてお楽しみください。
『邦楽囃子紙芝居 うらしまたろう』
2020年、13分31秒
演奏・語り/若獅子会(YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCv4Erpti3uxbhTch68g5h2A)
紙芝居作画/松井えり菜(Instagram:https://www.instagram.com/erina_matsui/?hl=ja)
映像/嶋田康弘
デジタル紙芝居《桃太郎絵巻》
https://www.youtube.com/watch?v=j5qmo4OqroA&feature=youtu.be
デジタル紙芝居《桃太郎絵巻》について(PDFが開きます)
2016年に、岡山県立岡山芳泉高等学校の美術部と放送文化部の学生さんが、岡山県立美術館の所蔵作品《桃太郎絵巻》をもとに制作してくださったデジタル紙芝居です。
国吉康雄さんが描いた絵を
つくってみよう!
-ペーパークラフト/
国吉さんの描いた"虎"&"牛"-
◎つくり方(PDFが開きます)
◆"虎"ペーパークラフトをダウンロード(PDFが開きます)
◆"牛"ペーパークラフトをダウンロード(PDFが開きます)
国吉康雄の作品《日本の張子の虎とがらくた》、《乳しぼり(第2版)》をモティーフにしたペーパークラフトです。
「つくり方」を読みながら、お家でぜひつくってみてください。
国吉さんの作品をみてみたい人は、下の作品名をクリックしてみてください。画像をみることができます。
《日本の張子の虎とがらくた》
《乳しぼり(第2版)》
典拠
牛:岡山県立美術館 国吉康雄教材開発研究会(2006年度)
虎:岡山県立美術館 学校と美術館の連携プロジェクト委員会(2009年度)
岡山県立美術館検定
「岡山県立美術館30周年記念展 県美コネクション」(2018年)で行われた、当館に関する様々な問題をまとめた検定です。初級・中級・上級の3つの難易度から選べますので、ぜひ挑戦してみてください。
優しいようで実は難しい?
ぜひ美術館や作品を思い浮かべながら挑戦してみてください
初級編よりもさらに深い、
美術や施設に関する問題になっています
とても難しい上級編!
何問正解できるか、ぜひチャレンジしてみてください。
美術館ニュース
https://okayama-kenbi.info/newsletter2020/
岡山県立美術館が開館した1988年から年4回発行している広報誌。2005年度分から最新号までをPDFで読むことができます。所蔵作品の解説や特別展に関するエッセイなど、読みごたえたっぷりです。
所蔵作品検索システム
https://jmapps.ne.jp/okayamakenbi/
現在「岡山の美術」展で展示されている作品ほか、岡山県立美術館が収蔵する作品のデータを作品画像とともに検索することができます。
音声ガイド
https://www.musenavi.jp/supports/kenbi/
お手持ちのスマートフォンにダウンロードすると、現在展示中の作品の解説を6点分聞くことができます。所蔵作品検索システムと合わせて使用するのもおすすめです。
https://welcome.mapps.ne.jp/pocket/
2021年4月1日より、新しい展示ガイド「ポケット学芸員」を導入しました。
上記URLからアプリをダウンロードのうえ、「岡山県立美術館」を検索してください。
ポケット学芸員は、博物館・美術館の展示ガイドを、みなさまのスマートフォンでお楽しみいただけるアプリです。
当館の紹介記事↓
http://www.waseda.co.jp/news-release/okayama-kenbi
SNS
●Facebook https://www.facebook.com/okayama.kenbi/
●X(@okayama_kenbi) https://X.com/okayama_kenbi
●Instagram(@okayama_kenbi) https://www.instagram.com/okayama_kenbi/
展覧会や作品の紹介、当館の最新情報をお知らせしています。
TwitterとInstagramのアカウント名「@okayama_kenbi」や、ハッシュタグ「♯岡山県立美術館」をつけての投稿もお待ちしております♪
図録の通信販売
https://okayama-kenbi.info/illustrated-book-1/
これまでに岡山県立美術館で開催された展覧会の図録を通信販売で購入することができます。作品をみながらじっくり読書にふけるのはいかがでしょう?