岡田三郎助と佐賀ゆかりの美術-佐賀県立美術館優品選

佐賀県立美術館優品選

●開催概要

会期2022年9月28日(水曜日)から11月6日(日曜日)まで
開館
時間
9時から17時
・9月28日(水曜日)は10時開館
・10月29日(土曜日)は19時まで夜間開館
・いずれも入館は閉館30分前まで
休館日月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料■一般:1000円、65歳以上:800円、大学生:500円、高校生以下:無料
学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
キャンパスメンバ―ズ制度加盟校の学生は無料
※障害者手帳等をご持参の方とその介護者1名は無料
◎同時開催の「岡山の美術展4」(10月2日まで)、岡山の美術 特別展示「竹内清展」(10月4日から)もご覧いただけます
主催岡山県立美術館
共催山陽新聞社
特別
協力
佐賀県立美術館、佐賀県立博物館
協力公益財団法人鍋島報效会
後援岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、公益財団法人岡山県郷土文化財団、公益社団法人岡山県文化連盟、一般財団法人岡山県国際交流協会

 旧佐嘉城三の丸跡に開館した佐賀県立美術館は、同県にゆかりのある、明治時代以降の絵画と彫刻、工芸、書を収集しています。
 所蔵品を際立たせているのは、東京美術学校西洋画科教授として活動した岡田三郎助(1869-1939)の画業が通覧できるコレクションです。繊細な筆致と優美な色調で描かれた女性像は、日本的な美意識を油彩画に展開したものと高く評価されています。そして岡田が私淑した百武兼行(1842-1884)、岡田とともに活動した久米桂一郎(1866-1934)は、明治期の日本美術史を語る上で重要な画家です。
 そのほか、第2次世界大戦の体験や戦後の世相をもとに、独自の作風を貫いた古澤岩美(1912-2000)や池田龍雄(1928-2020)、気鋭のイラストレーターとして注目されながらも夭逝した野村昭嘉(1964-1991)、現在米国に在住し、緻密な細部を大画面に集積したペン画で、国内外を驚嘆させている池田学(1973-)などが広く知られています。本展では70余点の絵画を展示します。
 公益財団法人鍋島報效会が所蔵する百武兼行の代表作を揃えます。また佐賀県立博物館の協力を仰ぎ、佐賀の歴史を紹介する文物や、有田焼、鍋島更紗など佐賀が誇る伝統工芸を紹介する展示会です。

 
佐賀県立美術館優品選
 

●関連事業

記念講演会

「肥前佐賀と美の流転」

日時:2022年10月8日(土曜日)
14時から15時30分
会場:2階ホール
講師:福井尚寿氏(佐賀県立美術館・佐賀県立博物館 館長)
※終了しました
 

記念講演会

「佐賀県の美術と画家野村昭嘉」

日時:2022年10月15日(土曜日)
14時から15時30分
会場:地下講義室
講師:野中耕介氏(佐賀県立美術館 学芸課美術系担当係長)
※終了しました
 

作品解説会

「佐賀の美術を探訪する」

日時:2022年10月23日(日曜日)
14時から14時30分
会場:地下展示室 ※要観覧券(半券可)
講師:廣瀬就久(主任学芸員)
※終了しました
 


 
チラシ表 チラシ裏

■「岡田三郎助と佐賀ゆかりの美術-佐賀県立美術館優品選」チラシ公開中(PDF・649KB)

 

お客様へのお願い

新型コロナウイルス感染症の拡大を防止し、お客様に安心して本展をご覧いただくため、以下のご協力をお願いいたします

37.5度以上の発熱や咳などの風邪の症状、息苦しさや強いだるさなどがある方は入館をご遠慮ください
マスクの着用や咳エチケットを遵守してください
入館前に手指消毒等をしてください
観覧券売り場では、一定の間隔を空けてお並びください
展示室内では、他のお客様との距離を空けてお静かにご観覧ください(状況によっては、入場制限等をする場合もあります)

※新型コロナウイルス感染拡大の影響で会期や内容が変更になることがあります